安いは正義。
たまにぶらりと目的も無く100円均一ショップの店内を徘徊するのが好きです。
雑然と並べられた無数の商品の数々。
そしてたまにとんでもない掘り出し物が発掘され、使い捨て上等な100円のくせに何年にも渡って愛用するに至ることも稀によくありますので、なかなか侮れません。
ビジネスマンの強い味方「ダブルクリップ」
私が学生のうちはあまりお世話になりませんでしたが、いざ就職してビジネスマンになってみると、ダブルクリップというやつは、常に私たちの味方でいてくれます。
極小から特大サイズまで、無骨な黒いあいつは、複数の資料をあっという間に整理してくれます。しかも、つまみの部分を折り返すことで、かさばりにくいときたものです。
例えば、もし明日からダブルクリップがこの世から消えたなら、命に別状はありませんが、とたんにビジネスの効率が落ちる事は目に見えています。
当たり前な存在ほど、いざ居なくなると困るもので、ダブルクリップもそんなアイテムのうちの一つと言えるんじゃないでしょうか。
キッカケは測量野帳スタイルブックに写っていたクリップ
さて、この記事のタイトルとなっている『骨格標本みたいなダブルクリップ』ですが、存在を知ったのは最近私がハマっているノート(手帳?)である測量野帳をテーマとしたムック本『測量野帳スタイルブック』での事でした。
測量野帳ユーザ特集の中に、何枚かの写真にあった骨のようなダブルクリップに目がとまりました。
ムック本の方はなかなか硬派な特集内容となっており、非常に満足していたのですが、目にとまった骨のようなダブルクリップにはムック本の最後まで言及される事はありませんでした。
まるで骨格標本みたいなダブルクリップを探し彷徨う
自宅の近くのショッピングセンターに、大型書店に併設された大型の文具店があるため「普通に売っているっだろう」と立ち寄ってみたところ、いくら探しても見つかりませんでした。
店員さんに写真を見せて在庫が無いか問い合わせても首を傾げる始末。
仕方がないので、同ショッピングセンター内にあるロフトに足を運んでも無く、少し離れた場所の東急ハンズに行ってもありませんでした。
ダイソーで普通に売っていた
しばらく経ったある日、前述の100均巡りをしていたところ、1件目のダイソーで普通に100円で売っていました。
探し始めた時には全く見つからなかった事もあって、腰から砕けるような具合にかなりの拍子抜けです。
捜し物がドンピシャで100円均一ショップで見つかるなんて、何とも不思議な気持ちですが、こういう事があるので100均巡りは止められません。
あまりに華奢なので、それこそ骨みたいにポキリと折れそうな雰囲気ですが、過度な負荷をかけない限りは大丈夫っぽいです。ただし、通常のダブルクリップより強度が低いのは言わずもがなでしょう。
ダブルクリップを利用したライフハックがおしゃれに昇華
世の中には、ゼムクリップを利用したライフハックという物が多数存在していまして、自由度が高いだけにここで紹介しきる事はできません。
いくつか引用しようと思ったのですが、検索しても私が個人的に好まない「まとめメディア」ばかりでしたので、ここでの紹介は割愛致します。
とはいいつつ、ゼムクリップの単体であっても「ちょっといいな」が昇華します。ネットにも本家っぽいアイテムを見つけましたが、お値段の方はさすがにダイソーに及びません。
100円均一ショップにお立ち寄りの際は、ぜひ文房具コーナーも徘徊してみてはいかがでしょうか。