Markdown記法とは
ライフハックブログの代表、ライフハッカー(日本版)の言い回しが非常にうまく、Markdown記法とは「テキスト以上、ワープロ未満」な文書編集の方法です。
(出典:テキスト以上ワープロ未満:手軽に書式付きテキストを編集できる「Markdown」の魅力 | ライフハッカー[日本版])
はてなブログを始めてから、この記法の存在を知ったのですが、「はてな記法」ですら独特で「みたまま編集」に逃げていたのですが、ちょっとした基本を学ぶだけで簡単に体裁の整ったテキストを書けることに感動しましたので、この記事で紹介したいと思います。
Markdown記法を知る事となったキッカケ
少なくとも、去年までに投稿している記事は全て、はてなブログの「見たまま編集機能」で記述をしているのですが、改行がどうもスッキリしない事に不満を覚えていました。
一応、10代の頃にホームページを自作していた経験があるので、ある程度のHTMLなら読めるため、タグを編集すれば何とかできたのかもしれませんが、改行の度にHTMLをいじる事は、疲れちゃうと思うので、あまり現実的ではないと、なかば改行に対する不満には諦めていました。
そんなある日、同じデザインテーマを利用している、とあるはてなブロガーさんの記事が妙にスッキリしていて、はてな記法かなと、プロフィール欄のはてなIDをクリックしたところ、編集モードに表示されていたのがMarkdown記法の文字でした。
Markdown記法ってどう書くの?
分からない事があったら、まずググる。現代人の鉄則です。
そこで、「Markdown記法」と検索して検索結果の1ページ目に表示された中で、一番参考になったのが、下記の記事でした。
しばらくはメモ帳などのテキストエディタで文書を書く練習をしてみたところ、Markdown記法で文書を作成することが、思った以上に楽しい事に気づきました。
Markdown記法は文書作成に集中できる
私は、いわゆるショートカットやら、チートシートといった類の物が大好きで、作業の効率化は私が仕事/生活を問わず、常に追い求めているテーマの一つです。(空いた時間をサボる事に回せるので。)
特に、パソコンで作業をしている時は、WindowsでもMacでもなるべくマウス(Macの場合はMagic Trackpad)を触らず、キーボードだけで操作を行いたいタイプの人間で、そうする事が、いわゆるゾーン突入への儀式というか、集中力を研ぎ澄ますための通過儀礼のようなもので、なるべく視線を文書から逸らしたくありません。
Markdwon記法は、そんな私の性格にピッタリで、ピアノで旋律を奏でるかのように、文書を書くことができて、結果的にブログの記事を書くことが今まで以上に楽しくなりました。(注:私はピアノを弾けませんが。)
はてなブログでMarkdwon記法を使うということ
従来より、はてなが提供しているサービス「はてなダイアリー」にて所謂はてな記法を利用していた時期があったのです(かれこれ2年位前にそのブログは削除しました)が、使い心地については、それほど大差はありません。
しかし、はてな記法というものは一時のSONYの様に独自規格職が強く、会得したところではてなのサービスを以外では通用しない、というデメリットがあります。
その点、Markdown記法は世界で使われている記法のため、これからの文書作成の標準規格としての期待ができ、会得して損をする事は無いと思います。
はてなブログは記事を書くことでMarkdown記法の勉強ができる。
私は、Markdown記法に統一してしまうと、画像挿入から、リンクまで、あらゆる物がマニュアル操作になってしまい、専門家御用達の執筆画面になってしまうのでは、と思っていました。
しかし、おっかなびっくりでMarkdownモードではてなブログを書き始めても、見たまま編集モードと記事の編集ツールに変わりがありません。
むしろ、基本的なリンクの貼り方や、リストの作成など、編集画面の上と右に位置するツールボタンを使えば、編集画面に記法を表示してくれるので、チートシート的な要領で勉強にもなります。
技術小屋の人は苦労もなく、涼しい顔でこれくらいの事はできるかもしれません。しかし、普段「見たまま編集モード」を使用している人はそうも行かないと思います。
例え変換されなくとも、文書として見やすい。
例え、普段使用している文書作成ツール(私の場合はEvernote)がMarkdown記法に対応していなくとも、変換されないていないプレーンなMarkdown記法で記述された文書は、思った以上にメリハリの付いた読みやすいテキストになります。
メモ帳などで単純な文書を作るのにも応用が効くのではないでしょうか。
まとめ
Markdown記法は、非技術屋さんでも気軽に楽しむ事ができます。
特にはてなブログの場合、ツールバーで感覚的な操作を行っても、記法で記述したかのように反映されるため、改行のルールさえ覚えれば、シンプルな記事であれば、すぐに書けるようになります。(かくいう私も編集画面のツールバーには大変お世話になっております。)
私の今の目標は、テーブルをサクッとMarkdownで記述できるようになる事です。