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一片氷心で四季を巡る書斎ブログ

室内でも使えるLEDランタンで静かな夜を演出する

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先日、いつも行く近所の東急ハンズの文房具コーナーをぶらりと見た後、なんとなく店全体をぶらついていたところ、偶然見つけたのがこの記事で紹介するLEDランタンです。

価格も2000円程度の割には作りがしっかりしており、ちょっとしたインテリア照明として良さそうと思い購入してみました。

主に夜間の室内照明として利用しているのですが、これがなかなかいい感じです。

アウトドアグッズをインテリアとして楽しむ

機能性だけを追求したアウトドア用品は、時に不思議な機能美を帯びることがあります。

それはきっと、厳しい環境を乗り切るための無機質なタフさが、生き物としての憧れる心をくすぐるからかもしれません。これは男心なのでしょうか。淑女のみなさんの場合はどうでしょう。

近頃では、アウトドアグッズをインテリアとして楽しむ事は一種の流行の様です。よくよく考えてみれば誰にでも思いつくアイディアですが、機能性を兼ね備えたアウトドアグッズを室内に使うということは、非常に合理的だと思います。

レトロながらも時代の進化に追いついたランタン

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火を使うランタンならば、どうしても火災の危険を伴います。白熱電球でさえも発火に至ることは、日本工業大学の作品が発火し、結果として尊い命が一つ犠牲になった、神宮外苑火災事件で記憶に新しいことでしょう。

光としてのLEDは、白熱電球に比べて発熱量も極めて少なく、安全性が高い光源です。またLEDの特徴は、消費電力の少なさにもあり、私が購入したランタンは単1電池2本で稼働します。ちょっと最近では単1電池を使う機会は少ないですが、省エネです。

安易にリチウムバッテリーを内蔵させない事で、低価格を実現しつつもレトロさを残したところも、持ち運べる照明道具としては良く出来ています。

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また、単体では貧弱に思えるLEDの光量を、ブリキ調の鏡面を利用し反射させることで明るさを得るという発想は、安価ながら見事のひとこと。

火を使うランタンの場合、燃料キャップか燃料バブルに当たる、黒いつまみを回すと光量の調節もできます。

かつて光を得るために開発された道具たちが、その外見を残しつつ、中身は全くの別物にかわっていく。そんな、文明の利器はどこまで進んで行くのでしょう。

部屋をキャンプの夜に

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私の場合、就寝の2時間前に全ての蛍光灯を消し、パソコンも終了し、オレンジ電球色のLED電球がセットされたデスクライトと、このLEDランタンで夜の時間を過ごします。

オレンジ色の優しい光に包まれながら、トラベラーズノートに取り留めないその日の事を日記として書いたり、ちょっと難しい本を読んだりして過ごしています。

笑われるかもしれませんが、自分ではそんな何でもない日常が贅沢に感じ、今日も一日が終わっていくなぁと思いながら眠りにつく、そのためのこの時間がとても好きなのです。

さながら、屋内でキャンプの夜を過ごしているような気持ちです。

平均5時間程度の、およそ健康的とは言えない睡眠時間を繰り返す私ですが、こういう時間を過ごした次の日の朝は、不思議と目覚めが良いものです。

睡眠時間を大切にする

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目は「むき出しの脳みたいなもの」と、昔何かの本で読んだ事があり、確かに、デリケートながらも大切な視力を司る大切な器官である事は言わずもがなです。

私は職業柄、業務時間の間はほぼずっとパソコンの液晶と向き合っており、自宅でも移動中でもパソコンやスマホを利用するため、起きている間はずっとブルーライトに目が蝕まれていると言えます。そのため、気付かないうちに目が疲れ切ってしまい、結果として良質な睡眠時間を過ごせていなかったのだと思います。

そこで適度な暗さの中、明るすぎない優しいオレンジ色の光を取り入れてリラックスする事を、入眠の儀式としています。

睡眠時間が短いことは、改善しなければならない悪しき習慣の一つと認識していますが、環境を少し変える事で睡眠の質自体は向上したと実感しています。

話は戻って、私が買ったランタンはシルバーでしたが、他にもポップなカラーも存在します。たまに夜な夜な一人でトンベリごっこをやったりするのですが、その話はここでは割愛致します。

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