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噂の『つくしペンケース』を入手したので筆箱の中身を公開してみる

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文房具クラスタの間で度々話題になる、筆箱『つくしペンケース』。

東京の高円寺に実在する『つくし文具店』オリジナルの文具で、ペンケースとしては高価な部類にも関わらず、大変な人気で、なかなか手に入りにくい文具の一つでもあります。

前々から興味が有ったのですが、私の自宅から『つくし文具店』のある高円寺まで遠いですし、ネットストアはいつ見てもずっと「在庫なし」という状況でした。

が、いくつか公式で取り扱いのあるネットストアで、別の文具を見て回っていたら偶然入荷したてで全色在庫ありのページを発見し、勢いで即ポチしてしまいました。

翌日になって、プレゼント用にもう1つ買おうかと同じショップを確認したところ、既に売り切れ状態だったため、その人気具合がうかがえます。

つくしペンケースの特徴

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つくしペンケースの特徴は、360度に張り巡らされたファスナーにあり、開くと180度にペンケースが開く事にあります。このため、沢山のペンを収納する事ができ、的確に使いたいペンを取り出す事ができます。

上部のみを開いても簡単に欲しいペンにアクセスできます。

また、ペンのクリップを挟むための帯が左右にに有るため、クリップの有るペンを収納すると、中でペンがぐちゃぐちゃになる心配もありません。

更に、下部にはペン受け的なポケットがあり、細かい道具を収納しておくこともできます。

一見するとシンプルな作りなのですが、きちんとペンケースを使用する人の事を考えた構造に仕上がっています。

私のつくしペンケースの中身

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さっそく、お気に入りに文房具をつくしペンケースに移してみたところ、色々といい感じになったので写真を交えて紹介します。

右側は万年筆などのペン類を収納/左側はシンプルに

ペンケースなので、右側には主に使用するペンを収納しています。

右から以下の通りです。

  • LAMYサファリのスケルトン万年筆×2(インクは色彩雫の月夜と深海)
  • クロネコヤマト×ロフト限定のクロネコ万年筆(筐体はセーラー万年筆のもの)
  • 蛍光えんぴつ(イエロー)
  • クルトガ ローレット(シャーペン)
  • MONO zero(ペン型消しゴム)
  • フリクションスタンプ(済印)

左側の構成はシンプルで以下のとおりです。

  • 測量野帳
  • ブラスの定規

LAMY サファリ スケルトン万年筆

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サファリ万年筆は仕事でも使用しています。2本ともLZ26というコンバータを装着しており、仕事中もインクの色彩を楽しんでいます。

インクは色彩雫の月夜と深海をそれぞれに装填し、インク切れによるローテーションをしたり、気分によって月夜と深海を使い分けています。

インクの色合いは、同じものでもインクを走らせる紙の色合いによっても異なるため、単純に2色を使い分ける以上の楽しみも感じることができます。そのため、好きな道具で楽しみながら仕事をしていると言えます。

クロネコヤマト×ロフト限定のクロネコ万年筆

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クロネコ万年筆は、クロネコ色(つまりブラック)のカートリッジが装填されているため、サファリに装填されているブルーブラック系の文字色が使えない書類へのサインなどに使用しています。

使用頻度は低いのですが、ニブ(ペン先)の作りがサファリよりもより万年筆らしいデザインになっているため、こちらも気分で使用することもあります。

蛍光えんぴつ(イエロー)

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蛍光えんぴつは、主に仕事の会議で配布された資料のハイライターとして使用するか、自分で書いたメモの重要な部分をハイライトするのに使用しています。

えんぴつ調のため、万年筆の水性インクと喧嘩しないのと、筆圧の強弱を使い分ける事でハイライトの太さがコントロールできるところがお気に入りのポイントです。

何気にキャップが鉛筆削りになっているため、芯が短くなってきたら自席でジョリジョリと削っています。

書き味は鉛筆というよりはクレヨンに近く、芯の減りは結構早いのですが、前述のメリットが面白いため使い切ってもリピートする予定です。

クルトガ ローレット

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学生以来、普段はめっきりシャーペンを使わなくなりましたが、主にシステム手帳に仮決めの予定を書き込む際に利用しています。

スケジュール帳はバイブルサイズのシステム手帳を使用しており、男のくせに細かい字を書くため、自動でシャー芯を尖らせてくれるクルトガは地味ですが便利です。

製図道具で有名なドイツの文具ブランド、ステッドラーのシルバーシリーズのパクリっぽいデザインですが、個人的には機能性と見た目を兼ね備えたデザインで好きです。

MONO zero

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MONO zeroは、前述のシャーペンでスケジュール帳に書き込んだ仮決めの予定が確定した際に清書するために使用する消しゴムで、手帳のような細かいスペースに書き込まれた字を決め打ちで消すのに便利です。

かれこれ2年以上前に使用していた、先先代のペンケースからずっと替えの消しゴムが必要ないほど、使用頻度が低いちょっと残念な子。

ですが必要な時は本当に便利なので、これからも引き続きベンチを温めてもらう予定です。

フリクションスタンプ

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(写真の拙筆は意識高い系を意識して書いてみました。)

フリクションスタンプの済印は、仕事用のノート(現在はロルバーンを使用)や、システム手帳の1案件毎にリフィルにしているプロジェクトメモや、チェックリストなどが済んだ際に冒頭にポンポンと押しています。

私のノートや手帳はギッシリ字で埋まっているため、このゆるい感じの済印を使用することで、業務内容ずくめの手帳やノートに適度なメリハリが生まれるようで気に入っています。

仕事でメインに使用するのは万年筆ですので、フリクションボールなどの消せるボールペンは使いません。

が、周りに使う人が多いため、このスタンプの端にセットされたフリクション用の消しゴム部分で、たまに人の書いた字を消すイタズラをしています。悪気はありません。

鯨野野帳(測量野帳)

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左側は、いろんな意味でちょうど良いと話題の測量野帳が、これまたピッタリ入って感動ものです。

画像の測量野帳は、鯨野雑貨店さんオリジナルのもので、通称・鯨野野帳(くじらのやちょう)です。鯨野雑貨店さんについては、店主さんから許可を得て記事を一つ書かせて頂いてますので、詳しくは下記リンク先をご参照ください。

鯨野野帳も結構入手が難しいアイテムなのですが、通常の測量野帳であれば、文房具屋さん以外にもコンビニ(ファミマ:無印野帳、セブン:ロフトコラボ野帳)でも手に入ります。

私は測量野帳をアイディアのネタ帳として使用しているため、ペン類と近い場所に収納できる『つくしペンケース』に感動してしまいました。

ブラス定規

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定規は、トラベラーズノートやMDノートなどで有名な、ミドリの真鍮製の定規です。

真鍮製ですので、使用する環境や使用する人によって真鍮の経年変化が異なるという、何とも男心をくすぐる定規です。私のものも、それほど時間が経っていないのですが、すでに変化が始まっています。

仕事で簡易な設計書を作成したり、会議で配布されたA3の資料をA4サイズに折りたたむ時に、折るための力を加える道具として使用しています。

一般的な15センチサイズですが、全く問題なく収納できます。

つくしペンケースの入手法法

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前述の通り、つくしペンケースは大変人気の商品のため、滅多にお目にかかれません。

つくし文具店さんのページを拝見している限り、関東に限らず、各地方の文房具店での取り扱いもあるようですので、実店舗で入手するには、根気強く探す必要があります。

ですが、実店舗の中にはネットショップを併設しているところも少なくないため、いくつか公式に紹介されている取扱店のネットショップを不定期で確認してみるのも一つの手です(私は偶然ではありますが、この方法で手に入れました)。ただし、Amazonや楽天などの大手の通販サイトでは、まず売っていません。

この入手困難なところも、妙に所有欲をくすぐる、そんなペンケースです。

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