あまり物はたくさん持つ方ではありませんが、この頃、デスク周りがノートや手帳、雑貨で散らかり始めていました。
デスクも小さく、スマホやタブレットなどの周辺小物は『ボビーワゴン』というおしゃれな収納ワゴンに整理して入れていたのですが、2年半も生活をしていると、いつのまにか物で溢れてきてあまり余裕が無い状況です。
以前、実家で父が使っていたデスクトレーを譲り受け、以降、一人暮らしをしている自宅では会社から送られてくる書類の一時保管場所として利用していたのですが、不要な書類を廃棄し、デスク周りの小物をしまってみたところ、これが思いの外便利でした。
デスクまわりの小物やノートを整理する
本をよく読む割に、部屋の間取りの都合上、本棚を持っていません。読んだ本や買った本の全ては押入れに平積みして保管しています。
本はともかく、ノートや小物ぐらいであれば、デスクの引き出しが有れば事足りるかもしれません。
しかし、私が使用しているデスクは、アンティーク風のシンプルなデスクで、雰囲気を出すためなのか、引き出しは小型のものが1つあるだけで、残りは広大なオープンスペースになっています。
そのため、置物を置いたりノートや小物などの保管には、なかなか苦労しており、デスクやボビーワゴンに平積みしているのが常でした。
ノート1冊だけなら良いのですが、読みかけの本や勉強している参考書、iPad等とごちゃ混ぜに平積みする時もあり、たまに無理に紙の山から引き出そうとして、本とノートの雪崩に見舞われるなど、きちんとした管理ができているとは、とても言えない状況でした。
部屋の整理がてら、押入れに置いていたデスクトレーの中の書類を整理し、何となくデスクのオープンスペースに放り込んで見たところ、簡易な引き出しっぽく使えて、「これは便利だ」と思いました。
実は、市役所や警察署等で使われる実力派
書類の一時保管場所として利用していたデスクトレーが、引き出しもどきになってしまったので、買い足しをしようと同じ製品が今でも販売されていないか調べてみると、意外と歴史が深い道具だった事が分かりました。
確かにこのアンティーク感の漂う色合いは、お役所がいかにも長年使っていそうな、良く言えばレトロ、悪く言えば古くさい雰囲気があります。
過去にいた職場では、管理職の人がデスクトレーのフタも含めて、稟議書の未決/決済といった具合に、書類の振り分けにを利用していたりもしていました。
私の場合、亡くなった父が使っていたもののいうこともあり、特別な思い入れがありますが、大した値段ではないものの、造りはなかなか堅牢で、けっこう良い品のようです。
昭和のレトロ感が、漂う茶色を押したい
モノクロ好きですが、私が使っているカラーは、茶色のA4タイプのものです。
カラー展開については、同製品では黒色、異なる製品番号ではもっと多くのパステルカラーがラインナップされています。ただ、この茶色が絶妙で、木製のインテリアとの相性が良く、プラスチックと紙が融合したような質感から、懐の深さの様な気品を感じます。
地味なアイテムかもしれませんが、品質の割に安価ですので、小物入れ、あるいは本来の役割である書類の一時保管場所として、1つあると何かと重宝します。