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一片氷心で四季を巡る書斎ブログ

何十万もつぎ込んで新型MacBookPro(2016)を購入するまでに考えた事

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2017年早々、新型MacBook Proの購入という非常に高価な買い物をしました。

年末年始に実家へ帰省した際に新型MacBook Proが「欲しい、欲しい」と家族にこぼしていたところ、「それで気持ちよく生活ができるようになるなら買えばいい」と家族から寸志を加えた後押しもあり、ついに購入してしまいました。

Twitterでも「欲しい、欲しい」と放言していたところ、フォロワー様からいくつかコメントを頂戴しました。この場をお借りして御礼申し上げます。

という訳で、せっかく一大決心をして購入しましたので、記事に残したいと思います。

このブログはいわゆるIT系のブログではありません。従いまして技術的な話しはなるべく避けつつ、どういう事を考えて購入に至ったのかを語りたいと思います。

MacBookAir(Mid2011)の寿命が近い

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前提として、私は職業柄、出張する機会が多いのと、年に数回は長期の休暇を利用して実家へ帰省する事があります。

これまで一人暮らしの自宅から出先で使っていたのは2011年に購入したMacBookAirだったのですが、すでに購入から5年以上が経過しているためか、動作が非常にもたつき、使用するたびにストレスを感じていました。

具体的にはストレージの容量が足りず出先で撮った写真をすぐに取り込めなかったり、メモリも4GBしかなく、現代の処理技術には追いつけない力不足感がありました。(現在発売しているモデルは、また違うのかもしれませんが。)

例えばこのブログの記事を書くためのテキスト作成や、テキストサイトのネットサーフィンだけであれば特に問題はありません。

しかし一歩踏み込んでYouTubeなど、ちょっとした動画鑑賞をしようとすると、途端に内蔵されている冷却ファンが唸り出すほど熱くなり、タスクが強制終了されてしまったり、とにかく限界が近い状態でした。

それに、RAW形式で撮影した写真の編集はとても期待できないものです。外出先で撮影した写真をその日に編集できず後回しにすると、結局編集できず終わることも珍しくありません。

どこでもいつもの環境が欲しい

前述の通り、出先で使用する5年落ちのMacBook Airは限界が近く、そろそろ買い替えも検討しなければいけない時期です。

そこで、最初の候補として頭に浮かんだのは、無印のMacBookでした。

MacBook Airよりも軽量のノートPCですが、こちらは私の希望する用途では処理能力に不安があったのと、出先で使用する時だけのために購入するには少々値段が高いと感じました。

また、出先で困る事の一つに、基本的にいつも自宅で使用しているiMacと環境が異なるということがあります。パソコンの役割が異なるため、当たり前といえば当たり前なのですが、いつもの環境をどこでも使えないものかと考えていました。

iMacからMacBook Proに乗り換えを検討していた

自宅では、一人暮らしを始めた約3年前に購入したiMacを使用していました。

iMac自体には何の不満もなく、自宅にいる日は毎日触れてきました。はじめから分かっていた事ですが、iMacはデスクトップPCであり、出先に持ち運ぶ事はできません。

また近い将来、実家に帰らなければならない可能性もあり、広い実家に持ち帰ったとて自室でしか使用することができず、家に家族がいるのにパソコンに触れるために部屋に篭りっきりというのも何だかなぁ、と思うのです。

特に実家では、私が撮影した写真や、ネットで話題になっている動画を家族や親戚と一緒に見たりする機会が多いため、将来の事を考えると、デスクトップPCはいつか煩わしくなる可能性がありました。

当然、デスクトップPCからノートPCに乗り換えとなると、液晶画面のサイズが小さくなるため、作業領域が狭くなってしまいます。しかし、自室では外付けのモニターを置けば良いので、これはそれほど問題には感じませんでした。

まとめると、MacBook Air(ノートPC)を買い替えつつ、iMac(デスクトップPC)と肩を並べる処理能力を持ったノートPCと言うと、MacBookProを買うしかないな、という結論になりました。

ちなみに、iPhone4Sを手にした時からApple信者なので、Windowsのパソコンははじめから選択肢にありませんでした。

値段は高いが、何年も毎日使うもの

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新型のMacBook Proが発売された時、「新型MacBookProに何十万もつぎ込む人、馬鹿なんじゃないか?」という、とある個人ブロガーの記事がネットで炎上していました(リンクは貼りません)。

ものに感じる価値は人によって違うので、「馬鹿」かどうかについてはノーコメントですが、一般庶民の金銭感覚からすると「高い」というのはその通りです。

私にとってのパソコンは、一昔前は情報を調べるための手段でしたが、現在は仕事では毎日使うし、プライベートではブログの記事を書くという発信行為も行なっています。

かれこれ20年間、毎日パソコンに触れてきた私としては、パソコンはすでに生活の大切な一部なのです。

毎日触れる道具に惚れ込み、お金を出しても良いという結論に至れば、あとは個人の自由ではないでしょうか。

【さいごに】私が購入したMacBook Proのスペックについて

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ちなみに、この記事は今回購入したMacBook Proで執筆しています。

新型MacBook Proでは、ファンクションキーが取り払われて、Touch Barが装備されたのが特徴ですが、この記事の文書作成には全く影響がありませんでした。やはり、ファンクションキーはほとんど使用されない、というApple社の読みは正しいと考えます。

キーボードですが、Appleユーザには見た目重視のためにCTOでUSキーボードにする方が多いようですが、私は使用感を重視するためにJISキーボードです。

これは、iMacでMagic Keyboardを試しに使ってみたところ、非常に使いづらく、作業効率が大幅に落ちたため、JISキーボードを選択する事に迷いはありませんでした。

カラーはシルバー。スペックは13インチのラインナップの松竹梅でいう「松」(最上位)で、¥198,800(税別)をベースにしたCTO(カスタマイズ)モデルで、下記のカスタマイズを加えています。

標準 カスタマイズ 価格
プロセッサ 2.9GHz Intel Core i5 3.3GHz Intel Core i7 +¥30,000(税別)
メモリ 8GB 2,133MHzメモリ 16GB 2,133MHzメモリ +¥20,000(税別)
ストレージ 512GB PCIeベースSSD 1TB PCIeベースSSD +¥40,000(税別)

お値段は¥288,800(税別)と、税込価格で総額¥300,000超えになりました。2017年も始まったばかりですが、おそらく今年一番の出費になるでしょう。

冒頭にもありますが、当ブログは自称・書斎ブログですので、スペックだとかベンチマークだとか、そういう事には言及しません。

どうせ買うなら「現在使用しているiMacと同等か、それ以上のものを」という観点でのみカスタマイズ・オーダーをしました。ちなみに、私が現在使用しているiMacとの単純比較は下記の通りです。

iMac(Late2013) 新型MacBook Pro
プロセッサ 2.7GHz Intel Core i5 3.3GHz Intel Core i7
メモリ 16GB 1,600MHzメモリ 16GB 2,133MHzメモリ
ストレージ 1TB Fusion Drive 1TB PCIeベースSSD

ざっと見てiMacと同等かそれ以上のスペックになりました。

持ち歩けるスーパーコンピュータ、これから私の生活にどんな変革をもたらしてくれるのか、非常に楽しみです。

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