アイスハート

一片氷心で四季を巡る書斎ブログ

高級4色ボールペン『LAMY2000』に4Cジェットストリーム・リフィルを装填する。

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ゼブラ エマルジョンインクという選択肢

『LAMY2000』に、ジェットストリームの4C規格であるリフィルを装填するカスタマイズはあまりに有名ですが、何故か近所の文房具屋さんには揃ってジェットストリームの4C規格が鎮座されていませんでした。

ですので、しばらく黒・赤・青・緑の全色を『ゼブラ エマルジョンインク』シリーズで難を逃れていました。

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しかし、まるで一発の弾丸を撃ち放った刹那のように、黒い『ZEBRA ESB-0.5』は己(おのれ)の役割を終えました。

しばらくは会社の備品である名前もないボールペンで代用していましたが、書いている文書もどこか味気ないし、ペン先からエクトプラズムが垂れ流されているかのようにノートを書く右手にも力が宿りません。

「何故、人は文房具にこだわるのだろう」

企業で働く私なりの答えとしては、配給される必要最低限のそれではない、人とは違う特別な装備をしたいからだと思います。

そして、そんな特別な装備すらカスタマイズしたいのが、個性を求める人間の性なのかもしれません。

リボルバーに弾丸をこめるように、ジェットストリームを装填する

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『LAMY2000』の分解方法は、一般的なマルチペンと変わりません。

少し異なる点は、その継ぎ目がパッと見では分からないように擬態されていることです。

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拡大するとこんな感じです。

1枚目の写真にある、真鍮色のケースに4C規格のジェットストリーム・リフィルがピッタリ収まります。

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逆から。

写真で見て分かるように、ペン先に装填されているインク色の輪がありますので、振り子式の誤作動で別色の芯が射出されても、目視できます。

因みに、他色の青・赤・緑は、まだインクが残っているのでゼブラのエマルジョンインクを使用し続けています。

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なお、ジェットストリームの4C規格リフィル『SXR-200』には緑(グリーン)が存在していないので、緑だけは当分エマルジョンインクのそれを使用する予定です。

青と赤は、インクが切れ次第、順次ジェットストリームのリフィルに変える予定です。

赤色は黒の次によく使うので、切らす日も近いと思ったので、黒と同じく予め買い置きすることにしました。

因みに、ゼブラの同リフィルですが、0.5mmと0.7mmの2種類が展開されていますが、私は0.5mmのリフィルを愛用しています。

好みの問題だと思いますが、私が0.5mmの芯を愛用する理由は以下の2点です。

  • 細字に美学を感じる。(私の字は下手ですが)
  • インクが減りにくい気がする。(貧乏人根性です)

どうせ消耗品なので、好みで選択して問題無いと思います。

『LAMY2000』礼賛

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最高級の多機能ペン、『LAMY2000』にも実は弱点があります。

それは、継ぎ目の強度が比較的弱い、という点です。

その代償は、1000円程度で買える、『ジェットストリーム多機能ペン4&1』や、『ドクターグリップ4+1』といったマルチペンのそれとは、結合点において強度で劣るところです。

私のLAMYはかれこれ1年程度しか使用していないため、まだまだ不安を覚えるには程遠いのですが、「LAMY2000 + 折れる」といった検索ワードでGoogle先生に放り込んでみると、悲しき現実を目の当たりにすることになると思います。

しかし、かつて様々なメーカーの多機能ペンを使用してきた私としても、これほど所有欲を満たすペンは他に見当たりません。

会議や出張などで、目上の人が『ジェットストリーム プライム』などの国産高級多機能ペンを利用していても、ドヤ顔ダブルピースがキマります。

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