本以外の物が増える事をあまり良しと思いませんので、あまり細々とした物は買わない主義でしたが、なんとなく男心をくすぐるアイテムを見つけてしまい、つい衝動買いしてしまいました。
その名もハイマウントTRULE UTILITY『キーツール』。Amazonで900円ちょっとでした。
さり気なく持ち歩くユーティリティ・ツール
ドライバーや栓抜き、糸切りを常用する事はまずありませんが、ちょっとした時に必要になる事が稀によく有ります。
十徳ナイフをカバンの中に忍ばせておけば良いのかもしれませんが、お茶を挽くのが関の山でしょう。しかも、軽量なものではありませんし、時には肝心なタイミングで手許に無い、なんて事も考えられます。
以前、マンションや実家の鍵と一緒に持ち歩ける、SWISS+TECH(スイステック)の『ユーティリティキー』が目に止まり、買おうかどうか悩んでいた時期がありました。
見た目も申し分無いのですが、何となくピンとこず、Amazonの欲しいものリストに入れて、気がついたらそんな事も忘れて月日が流れていました。
そしてつい先日、会社の上司と出張の前泊で地元を案内してもらっていた際、上司が「ユニクロで買った服をすぐ着たい」と洋服についているタグの排除に四苦八苦しているのを目にして「あの時買っておけばよかったなぁ」、と思い出したのです。
ほしい物リストに入れたことも忘れて、Amazonで「十徳ナイフ」+「オシャレ」などのキーワードで検索していた時に出会ったのが、ハイマウントの『キーツール』でした。
ゴールドと燻し銀なスチームパンクに一目惚れ
学生時代はキラキラと光るシルバーアクセサリーを好んで身につけていましたが、来年で齢30を迎える昨今、そして谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』を読んで感銘を受けて以来、奥行きというか深みのある色彩こそ美しいと思うようになり、Amazonの検索結果に出力されたハイマウントの『キーツール』に釘付けになりました。
しかも安い。という事で、Amazonのポイントも貯まっていたので細々とした物と一緒に即買いしてしまいました。
残念ながらというか、値段相応なので仕方が無いのですが、ゴールドのフェイクキーはプラスチック製で間近で見ると安っぽさは否めません。まぁ、ご当地キャラ物のキーホルダーみたいな無用の長物に比べれば可愛らしいものです。
鍵と一緒に持ち歩く手軽さ
キーリングに早速装着してみました。
(自己主張の激しいキーリングは、学生時代ミッション系の学校で過ごした頃の名残です。なお、私は無神教ですので、為念。)
普段持ち歩いている鍵は以下のとおり。
- マンションの鍵
- 実家の鍵
- 自転車のU字ロック
鍵を鞄から取り出す時は、革紐を引っ張って取り出す事が多く、違和感なく馴染んでいると思います。
ハイマウントTRULE UTILITY『キーツール』の機能は?
このツールの機能は以下のとおりです。
- S/M/Lサイズのマイナスドライバー
- 栓抜き
- 爪ヤスリ
- 爪垢除去/甘皮押し
- タグカッター
- ピンセット
大分類では6機能ですが、ドライバー3種類の数を含めると9機能が数えられます。
ただし、ピンセットについては、フェイクキーを取り外さなければならないため、使い勝手から言うとデッドロジックかもしれません。(いちいち、フェイクキーを外すのも面倒なので。)
また、プラスドライバーはマイナスドライバーで事足りそうです。どうしてもプラスドライバーが必須のシーンは、そう無いでしょう。
ちなみに厚みのない鍵であれば、フェイクキーを取り払えば、このキーツールで覆いかぶせる形で同居/収納ができるようですので、末永い付き合いとなりそうです。
これで、メガネのネジが緩んだ際など、エマージェンシー(緊急事態)にも焦ること無く柔軟に対応できそうです。