現在、公共料金の口座振替による引き落としから各種ネットショッピングに至るまでメインカードとして活躍している楽天カード。
社会に出てから現在まで、少なくない数のクレジットカードを利用してきましたが、楽天カードが一番使い易いと思います。
ネットショッピングを利用した買い物の割合は7:3でAmazonを利用することがほとんどですが、気が付いたら貯まっているポイントが気軽に利用できるお手頃さが気に入っています。
最近ひょんな事から電子マネー「Edy」が利用できる身近な場所を発見した事から、通常の楽天カードから楽天Edy付きの楽天カードへ切替をしてみました。
体験レポートと所感をつらつらと書いていきたいと思います。
コンビニだけでなく近所のスーパーでもEdy支払いができる
SuicaやPASMOなど鉄道交通系の電子マネー以外は、コンビニでしか使えないというイメージが長らくありました。
コンビニで買い物をするとポイントが貯まっても、ポイントを差し引いたところで支払い総額が結果的に高くつく事は分かっていたので、Suica以外の電子マネーに必要性は全く感じていませんでした。
ところが最近近所のスーパーの支払いで、何とEdyの利用ができる事を発見しました。実はかれこれ1年ほど通っているスーパーなのですが、こういう事に結構鈍感で全く気付きませんでした…。
節約志向なのでなるべくコンビニで買い物はしないように心がけていますが、例えば土地勘の無い出張先では、どうしても利用しなければならない事も珍らしくなくなってきました。スーツケース片手にスーパーを探し回るのも間抜けですしね。
そんな時、ビジネスホテルで飲むためのお酒を買ったりするので、コンビニで支払う金額もバカになりません。これもEdyで支払っていたらと考えると…まぁ、取らぬ狸の皮算用ですのでやめておきます。
とにかく、今まで結構なチャンスロスがあった事は間違いありません。
どれくらい使える店があるのか気になって探してみたところ、思っていたよりずっと多いお店/業態で使えるという印象です。
- 【ご参考】使えるお店
楽天カードからチャージしたEdyを利用すれば実質100円で1ポイント
画像の出典:電子マネー「楽天Edy(エディ)」 | Edy機能付き楽天カード
しかもEdyを200円利用する毎に楽天スーパーポイントが1ポイント付くし、楽天カードからEdyへチャージする事で200円毎にEdyに1ポイント付くとか、往復を取れば実質100円の利用で1ポイントが付く事になります。
普段から利用するスーパーでは月に2万円近く支払っているので、Edyで支払っていなかった事で毎月200円、これまでに少なく見積もってもスーパーの利用だけで1年間で2000円相当のポイントを得られずにいた計算になります。
クレジットカード1枚でも人は生活できるそうですが、支払いに時間が掛かったりサインしたりするのがとても面倒なので、支払機にかざすだけで支払えるEdyはクレジットカードを取り出す事が憚られるシーンでもお手軽にポイントが回収できそうです。
画像の出典:【楽天PointClub】:他社ポイントを楽天ポイントに換える
また、ANAのマイルを代表とする楽天グループ以外の多数の第三のポイントサービスからのポイント交換にも対応しているようです。
選択肢は多いに越した事はありません。
実質100円1ポイントを得るための楽天カードを利用したチャージの制限事項
楽天カードからチャージをするには以下の制限があります。
- 残高不足によるオートチャージ
- PaSoRi(パソリ)端末を利用した手動チャージ
1.残高不足によるオートチャージ
オートチャージはFamily Martでの支払いに限られます。
Family Martでの支払い時に残高不足となった場合、あらかじめ設定されたチャージ条件に基づきオートチャージがなされる仕組みです。
ファミマをヘビーユーズする人であれば気にする必要はありませんが、もともと割高なコンビニで買い物してポイントを貯めるのは、流石にナンセンスだと思います。従ってあまり推奨はできません。
2.PaSoRi(パソリ)端末を利用した手動チャージ
一番堅実な方法がこちらです。
おサイフケータイ等のパソリ端末があれば、手元ですぐに楽天カードからEdyへチャージ(振替)をする事ができます。
私はiPhoneを利用しているため、堅実に100円で1ポイントを獲得するためには別途後述の外部パソリ端末を購入する必要があります。
楽天Edy付きクレジットカードへの切替方法は超簡単。しかもすぐ手許に届く
やり方は簡単で、楽天e-NAVIにログインして、[その他]→[各種お申し込み]からボタン操作を行うだけです。
「え?これで終わり?」と拍子抜けするぐらい簡単であっという間でした。
そんな訳で、Edy機能付きの楽天カードへ切り替えしました。
8月5日の午前中に切り替え申し込みをして、何の問題もなく5日後の8月10日には新しいカードが書留で到着しました。
郵便配達があった時に、私は自宅を空けていたので夜のうちに郵便局まで取りに行きましたが、窓口での受け取り際には免許証などの本人確認書類が必要になります。
無印の楽天カードよりは少し落ち着いたデザイン
(左が無印の楽天カード、右がEdy機能付きの楽天カード)
楽天カードのあまり好きではない点に、テキトー過ぎるデザインが挙げられますが、Edy機能付きの楽天カードは少し落ち着いたデザインです。
Edyのロゴが右上に付与された事で、従来のカードにあった自己主張の激しすぎる「Rakuten Point Club」の文字が、簡素化された事がその一端かもしれません。
ちなみに切替といっても有効期限の更新とは何も変わりませんので、有効期限はもちろん、カード番号もセキュリティコードも切替前と変わりません。
つまり、切替たからといってクレジットカードとしての利用には何の差支えもありません。
ちなみに私はMasterCardで楽天カードを発行していますが、他にJCBカードとVISAカードを持っていたので、持っていなかったブランドから選択しただけで、発行ブランドには特に何のこだわりもありません。
電子マネーの管理方法について
電子マネーが増えるとお金の管理が煩雑になりそうですが、従来Suicaの残高を家計簿で管理していたのでEdyもこれで管理します。
電子マネーを管理するに当たって、利用履歴や残高が手許で分かるSONYのパソリ端末が以前から欲しいと考えていましたので、この際なので購入しようと思います。おサイフケータイがあれば不要ですが、私はiPhoneユーザーで、iPhoneにはまだおサイフケータイ機能が搭載される見込みが無さそうなので仕方がありません。
現金でチャージして管理する事も考えましたが、前述の通りチャージと利用の往復で実質100円で1ポイントを獲得するためにはパソリ端末が有ったほうが何かと便利です。
PaSoRi(パソリ) RC-S390 P
こちらはBluetooth経由で接続するiOS専用端末で、Suicaと楽天Edyにのみ対応しているようです。
都心に住んでいる人や、JRをよく利用する人には必要十分な機能です。
PaSoRi(パソリ) RC-S380
【ご参考】ソニー株式会社 | FeliCa | 法人のお客様 | 製品情報 | リーダー/ライター | RC-S380/S
パソコンに接続するタイプのパソリは、iOS版の端末に比べてWAONなど多数の電子マネーやe-Taxなどに対応しているようです。
ただしMacには全般的に対応しておらず、私の場合メインで利用しているPCは全てMacなのでiOS版以外に選択肢が無さそうです。ちょっぴり残念。
なお、頑張ればMacでもでもEdyのチャージが可能なようですが、そこまで労力を払う必要は無いと思います。
【まとめ】楽天カードは本当に有用だと思う。
色々と調べてみると楽天EdyはSuica並み(それ以上?)に加盟店が多い事が分かりました。
お金は使わなければ貯まりますが、生きるためにはどうしても消費が必要です。特に食は絶対欠かす事のできないお金の消費先であり、スーパーの利用でポイントが獲得できるのは非常に心強いです。
また、世間の評価の分かれる楽天カードですが、無印の楽天カードを数年利用していただけでも非常に有用だと思いましたので、作って損する事はないカードと確信しています。カード券面はダサいですけど。
まだ作った事が無い、という人は是非作ってみてください。そして、その祭にはEdy機能の付与する事をおすすめします。