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一片氷心で四季を巡る書斎ブログ

大人の風格漂うステッドラーのレザーロールペンケース

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文房具は大好きなのですが、なるべく多くの物を持ち歩かない主義です。

そうすると、必然と個々の文房具にこだわる事になるのですが、今回は筆箱、つまりペンケース(筆箱)にこだわりを持つことにしました。

レザーロールペンケースを求めて

大人になると、どういうわけか素材はフェルト製品よりも革製品に心惹かれます。

従前より使用していたペンケースも革製品でしたが、革製品の醍醐味である経年の変化を楽しみにくかったため、新しいペンケースを求めることにしました。

中でも気に入ったのが、『ロールペンケース』というカテゴリ。

結んだり、解いたり、ペン1つ取り出す事に、一見面倒とも思える一連のスキームさえ、大人の余裕として楽しめそうです。

超高級品ではないけれど

万年筆やボールペンがピンきりであるように、ペンケースもまたピンきりです。

ロール式のペンケースかつレザー製品という条件で、いくつか近所の文房具屋さんで吟味/散策をしていたのですが、高いものは1〜2万円前後のお値段でした。

高すぎるの諦めようと思いつつ、美術用品のコーナーをうろついていた時に見つけたのが、『ステッドラー』のレザーペンケースでした。

ステッドラー(STEADTLER)とは

ステッドラー(独: STAEDTLER Mars GmbH & Co. KG)は、ドイツ・ニュルンベルクに本拠を置く、筆記具や製図用品の世界的なメーカーである。
【出典】ステッドラー - Wikipedia

ドイツの文房具メーカー。

高級ボールペン、万年筆などで有名なLAMY(ラミー)社もドイツの会社でしたね。

文房具オタクというほど収集癖はありませんが、ドイツ生まれの文具メーカーにはオシャレな雰囲気の漂うものが多い気がします。

ひとつひとつ風合いの異なる牛革を使用した、こだわりのペンケース

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厳選した柔らかい牛革を使用しております。個体や部位によって、染め・シボ・シワのつき具合等が異なり、同じ表情のものはふたつとありません。こだわり抜いた、ひとつひとつの質感をお楽しみ下さい。
(パッケージの裏面より)

サンプル品を飽きるほどにまで触った結果、くったりとした質感、「こだわり抜いた」というパッケージの謳い文句、そしてアンティークな雰囲気の漂うカラーがツボに入ってしまいました。

そして何より良心的なお値段。定価が3800円です。うん万円もするレザーペンケースに躊躇する私の背中をそっと押すような価格です。

そのままレジまでご一緒…しませんでした。少し調べてみたら、ネットで買うと2700円くらいで買える事を知ってしまったからです。このクオリティにしては異様に安いです。

ちなみに、私はAmazonでキャメル色を買いました。ホワイトはサンプル品が黒ずんでいたので、避けた方が無難だと思います。

私のペンケースの中身

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とりあえず、必需品+αを放り込んでみました。

写真の左から順番に、ご紹介致します。

クルトガ ローレットモデル(シャープペンシル)

常に尖った芯先で書ける事で一躍ブームになったクルトガの、プチ高級ラインです。

会社では殆どボールペンしか使用しないため、主に家でイラストを描いたり、手帳に殴り書きしたりする時にしか利用しません。

しかし、何かと無いと困る時もありますので、持ち歩くようにしています。

トンボ MONOゼロ 角型(消しゴム)

ペンシルタイプの消しゴムです。

シャープペンシルをほとんど使わないため、必然と消しゴムを使用する頻度も低いです。

しかし、シャープペンシルと同様、無いと困る時が稀によくあるので、必要最低限の物としています。

トンボ鉛筆 蛍光ペン 蛍コート(蛍光ペン)オレンジ・イエロー

普通の蛍光ペンです。

マーカーとして使用する場合はイエローをメインで使用していますが、蛍光ペンで文字を書いたりする時はオレンジを利用しています。

イエローとオレンジ以外の蛍光ペンは基本的に利用しません。

ぺんてる パック入りゲルインキボールペン(青・赤)

メインで利用しているのは、青のボールペンです。ひと月に1本消費しますので、消耗品と割り切って使用しています。

青色のペンをメインに使用するのは、青ペンを利用すると頭が良くなるらしいからです。

上記の本を読んでも根拠はよく分かりませんでしたが、実践しないよりはマシ、という事で。

裏腹に、赤色のボールペンは滅多に使用しません。消費量で言えば半年に1本程度です。

重要だから「赤」という選択肢は、私の頭にはもはや普通の色と大差が無いようにインプットされてしまっている様ですので、滅多に使用しません。

LAMY2000用の予備リフィル

一番右の汎用ポケットには、私の愛するシステム手帳のペンホルダーに収納しているLAMY2000の予備リフィルを忍ばせています。

【ご参考1】『ロロマクラシック』ダ・ヴィンチ グランデ/本物の聖書みたいなシステム手帳

【ご参考2】高級4色ボールペン『LAMY2000』に4Cジェットストリーム・リフィルを装填する。

コクヨが生産している普通の定規(直径・15cm)

確か随分前にコンビニで購入した普通の定規です。

できれば定規にもこだわりたいのですが、私の感性に合う定規がまだ見つかりません。

しかしながら、だいたい本業で頻繁に描くシステムフロー図程度であれば、フリーハンドで描きますので、あまり定規としての活躍は少ないのが現状です。

ロールペンケースのメリットとは

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巻き巻きしてみるとこんな感じです。薄っすらと映る『STAEDTLER』の刻印が勇ましいですね。

さて、ロールペンケースのメリットですが、直接的な要素としては一般的な筆箱と比較して収納するペンに優しい、という事が挙げられるようです。

技術と耐性が発達している現代において、筆箱の中でペンが砕け散るということはあまり無いと思料しますが、「文房具が好き」、「こだわりがある大人」、という意思表示になりそうです。

カラーバリエーションは、「ブラック」、「ネイビー」、「キャメル」、「ワインレッド」とあるようです。

【おまけ】ロールペンケースとシステム手帳

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少し前に買い替えたシステム手帳と並べてみました。

何だかアンティークな雰囲気がいい感じです。

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